暑い日が続くようになり、外の木陰が恋しい季節になってまいりました。
最近新着情報をUPしていなかったので、題材を探しつつ、
樹木の写真を撮りに畑をさ迷っていたところ、少々変わった写真が撮れました。

上の写真から何かお気づきになられたでしょうか?
ヤマボウシの花から角のようなものが伸びています。


一瞬、花の奇形ではないかと思い、写真を撮りました。
しかしながら、よく見ると何かに似ているので、枝をゆすってみたら、
角のような部分が動きました。
その正体は・・・シャクトリムシの仲間でした。
おそらく、枝に擬態していたつもりなのでしょうが、間違って花について、
体を枝に擬態してしまった為、花から枝が生えているような、
おかしなことになっていました。
以前、沖縄に行った時にも、葉の表面についたクモが、
自ら体を揺らして、まるで葉が風に揺れているように擬態するというものが
いましたが、風が吹いていない時も体を揺らしていたので、かえって直ぐに
見つかってしまうということがありました。
何かに体を似せて外敵から身を守る生物はたくさんいますが、
自然界においても、こうした勘違いがあるものなんだなと、少々微笑ましく思いました。
勿論、彼等にとっては命がけのことなのですが・・・
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