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101029ウスギモクセイ花

キンモクセイの香りがどこからともなく漂い、秋の気配を感じたのは少し前のことになりますが、
今回はキンモクセイではなく、その仲間のウスギモクセイについて紹介いたします。

「ウスギモクセイ」、少々馴染みがない名前かもしれませんが、
花の色がキンモクセイが橙黄なのに対し、ウスギモクセイは薄い黄色です。

「ウスギ」という名前は、花の色から来たと言われており、
どちらかというと関西に多いので、関東の方は馴染みが薄いかもしれません。

また、花の開花もキンモクセイが一斉に咲くのに対し、ウスギモクセイはぽつぽつと咲き、
香りもキンモクセイに比べると弱く、控えめです。

花色以外の特徴としては、ウスギモクセイには実が生る固体があるという点です。

同じ仲間でも、キンモクセイ・ギンモクセイで実をつけるものは、日本ではまずなく、
もし実が生っていたら、大抵の場合はウスギモクセイと考えてよいでしょう。

キンモクセイ、ギンモクセイ、ウスギモクセイはもともと雌雄異株で、
雌木には実が生ります。

そう考えれば、キンモクセイ、ギンモクセイにも実が生るはずですが、
なぜ、実が生るキンモクセイ、ギンモクセイが日本ではほどんど見られないのでしょうか?

それは、キンモクセイ、ギンモクセイ、ウスギモクセイはもともと中国・インドが原産ですが、
原産国から日本に入ってきた際、キンモクセイ・ギンモクセイは雄株しか持ち込まれなかった
のに対し、ウスギモクセイは雌木も持ち込まれた為です。

原産国では、キンモクセイもギンモクセイも雌木には実が生りますが、
日本においては上記のような理由から、一般にキンモクセイ、ギンモクセイは実が生らない
とされています。

研究所のような所では、雌木のキンモクセイやギンモクセイが日本でもあるかもしれませんが、
一般的に流通しているキンモクセイ・ギンモクセイは雄木のみです。

とはいうものの、もしかしたら実が生るキンモクセイ、ギンモクセイがかつてどこかに持ち込まれ、
この日本のどこかに存在しているかもしれません。

そう考えると、宝探しのようで、なかなか夢のある話になるのではないでしょうか。
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101014アカボシゴマダラ

花の蜜を吸いにくる優雅なチョウ。

チョウがひらひらと舞う姿は美しいですが、その中にも近年外来種が見られるようになってきました。

写真は、8月に西東京市で撮影したもので、「アカボシゴマダラ」という名のチョウです。

アカボシゴマダラは、ベトナム・中国・台湾・朝鮮半島等に分布するチョウです。

日本でも奄美大島とその周辺の島々で固有の亜種が分布していますが、近年関東で確認された種は、
これら奄美群島の亜種ではない、外来のものとされています。

このチョウは、1995年埼玉県で突然発生が確認され、その後神奈川県を中心とした関東南部でも多数発生し、
2006年には都内でも発生が確認されるようになりました。

このチョウが関東に入ってきた要因として、自然分布域がだいぶ飛んでいる事等から、
人為的放蝶が原因として考えられているようですが、現在のところ、詳しい侵入経路は不明となっています。

もともと日本には、類似環境に生息する、「ゴマダラチョウ」という種が分布しており、
アカボシゴマダラと生態的に競合するのではないかとの懸念があります。

また、人工的環境にも適応しているので、今後も分布域を広げていく可能性が高く、
日本では原産亜種を除く、アカボシゴマダラを現在、要注意外来生物に指定しています。

一見美しいチョウではありますが、生態的観点からみるとあまり喜べない事実かもしれません。

※要注意外来生物
 特定外来生物には選定されていないが、適否について検討中のもの、または、情報が少ないことから
 未選定とされている生物種のこと。

101004M邸-1

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先日、都内某所M様宅の外構植栽工事を行いました。

M様の御宅は、1台分の駐車スペースを確保したエントランス仕様となっており、
人の動線を確保しながらも、多くの緑が感じられるようなデザインになっております。

また、最近の新築住宅の外構では珍しいのですが、玄関へのアプローチと、
駐車スペースの舗装には、御影石の縁石を使用しております。

最近は、タイルやレンガ、コンクリート舗装が主流になってきていますが、
石はそれらの雰囲気とはまた違った存在感があり、空間に重厚感を与えてくれます。

この空間に据えられている御影石は一本一本丁寧に職人の手で据えられていきました。

101004M邸-3


御影石というと「日本庭園」というイメージが強いかと思いますが、
石自体はとてもシンプルなので、こうした住宅の庭や外構にもよく合います。

しかしながら、石の比重ばかりが高すぎると、空間が野暮ったくなってしまいますので、
そこは植物のやわらかな質感や、色合いでやさしく調和させていきます。

植物の種類もシンプルではありますが、その分舗装の石とも良く調和して、
互いに引き立て合いながら、空間全体に高級感を与えてくれます。

また、植栽は季節によって花を咲かせるもの、葉を落とすものがありますので、
今後、季節ごとに違った表情を見せてくれる事でしょう。

お庭の表情が変わる頃がまた楽しみです。


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