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社内で不定期で行っている勉強会。

今回は、「黒ボク石」という石を利用して鉢を製作してみました。

「黒ボク石」とは、マグマが地表近くで冷えて固まった物で、
マグマの流動的なイメージを彷彿とさせるような、
ごつごつとした野生的な質感が持ち味です。

今後、月日の経過と共に、更に風合いが増し、
独特な味わいが出ててくることでしょう。


黒ボク鉢製作 PA040022


DVC00052寄植を勉強中手元


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暑い日が続くようになり、外の木陰が恋しい季節になってまいりました。

最近新着情報をUPしていなかったので、題材を探しつつ、
樹木の写真を撮りに畑をさ迷っていたところ、少々変わった写真が撮れました。

IMGP4578.jpg

上の写真から何かお気づきになられたでしょうか?

ヤマボウシの花から角のようなものが伸びています。

110520ヤマボウシ

110520拡大



一瞬、花の奇形ではないかと思い、写真を撮りました。

しかしながら、よく見ると何かに似ているので、枝をゆすってみたら、
角のような部分が動きました。

その正体は・・・シャクトリムシの仲間でした。

おそらく、枝に擬態していたつもりなのでしょうが、間違って花について、
体を枝に擬態してしまった為、花から枝が生えているような、
おかしなことになっていました。

以前、沖縄に行った時にも、葉の表面についたクモが、
自ら体を揺らして、まるで葉が風に揺れているように擬態するというものが
いましたが、風が吹いていない時も体を揺らしていたので、かえって直ぐに
見つかってしまうということがありました。

何かに体を似せて外敵から身を守る生物はたくさんいますが、
自然界においても、こうした勘違いがあるものなんだなと、少々微笑ましく思いました。

勿論、彼等にとっては命がけのことなのですが・・・

101102ルリタテハ-1


101102ルリタテハ-2

101102ホトトギス


少々変わった蝶がいました。

羽を閉じた時は、茶色っぽいまだら模様で、まるで落ち葉のような色合い、
羽を広げた時は青黒いベース色に美しい瑠璃色の筋模様。

この蝶の名前は、「ルリタテハ」といい、その名の通り、
羽を広げた時の瑠璃色の模様がとても美しく、
表と裏の模様のギャップが何とも面白い蝶です。

ルリタテハの幼虫は、サルトリイバラ、ホトトギス、ユリ類等を食草としており、
この蝶を発見した時も、ホトトギスの近くでした。

ちなみに、成虫は花にはあまり集まらず、樹液や、動物の糞等に集まり、
水分を吸うそうなので、発見した蝶は、さなぎから羽化したものか、
卵を産みにきたかというところでしょうか?

また、ここでいう「ホトトギス」とは、植物のことですが、一般的に、
「ホトトギス」といえば鳥の方を思い浮かべる方が多いかもしれません。

それもそのはず、この「ホトトギス」という名前は、元々は
鳥のホトトギスのお腹の模様と花の模様が似ていることから来ています。

少々わかりづらいかもしれませんが、3枚目の写真が、植物の「ホトトギス」
の花です。

斑点模様が見えるかと思いますが、それがこの植物が「ホトトギス」と呼ばれる所以です。

いま時期的にホトトギスの花が咲いているので、花の模様が鳥のホトトギスに
似ているか、比べてみてはいかがでしょうか?

もしかしたら、この美しい羽をもったルリタテハも見られるかもしれません。

ただ、葉にはかなりグロテスクなルリタテハの幼虫が付いていることがありますので、
ご注意下さい。

幼虫の容姿はかなり衝撃的ですので、ここでは割愛させて頂きます…
101014アカボシゴマダラ

花の蜜を吸いにくる優雅なチョウ。

チョウがひらひらと舞う姿は美しいですが、その中にも近年外来種が見られるようになってきました。

写真は、8月に西東京市で撮影したもので、「アカボシゴマダラ」という名のチョウです。

アカボシゴマダラは、ベトナム・中国・台湾・朝鮮半島等に分布するチョウです。

日本でも奄美大島とその周辺の島々で固有の亜種が分布していますが、近年関東で確認された種は、
これら奄美群島の亜種ではない、外来のものとされています。

このチョウは、1995年埼玉県で突然発生が確認され、その後神奈川県を中心とした関東南部でも多数発生し、
2006年には都内でも発生が確認されるようになりました。

このチョウが関東に入ってきた要因として、自然分布域がだいぶ飛んでいる事等から、
人為的放蝶が原因として考えられているようですが、現在のところ、詳しい侵入経路は不明となっています。

もともと日本には、類似環境に生息する、「ゴマダラチョウ」という種が分布しており、
アカボシゴマダラと生態的に競合するのではないかとの懸念があります。

また、人工的環境にも適応しているので、今後も分布域を広げていく可能性が高く、
日本では原産亜種を除く、アカボシゴマダラを現在、要注意外来生物に指定しています。

一見美しいチョウではありますが、生態的観点からみるとあまり喜べない事実かもしれません。

※要注意外来生物
 特定外来生物には選定されていないが、適否について検討中のもの、または、情報が少ないことから
 未選定とされている生物種のこと。

記録的な猛暑が続いておりますが、この猛暑の影響は少なからず、街路樹の中にも出始めています。

今年のような、連日の猛暑とまとまった雨が降らない状況は人工物に囲まれた都市の樹木にとって、
とても厳しい状況です。

写真は、京王線仙川駅前のソメイヨシノです。

樹齢は約70年、樹勢が弱りつつあったので、今年3月に深さ1m程の穴を22箇所開けて土壌改良を行い、
樹勢回復を図りました。

しかしながら、この猛暑によって再び樹勢が弱り始めたので、弊社で灌水作業を行うこととなりました。

もともと、都市の樹木はコンクリートや舗装等の人工物に囲まれているので、自然条件下にある樹木に比べると、水分摂取量は大幅に制限されてしまいます。

それに追い討ちを掛けるかの如くの猛暑と雨不足なので、このソメイヨシノに限らず、街路樹全般にとって今年の夏はかなり厳しい季節となっています。

そしてこの日、1本のソメイヨシノに与えられた水の量は約1t。

根元や幹に撒く他、透水性ブロック部分からペットボトルで少しずつ土壌に浸透させて行きました。

これでこの夏を元気にのり切って、来年の春にまた綺麗な花を咲かせてくれることを願います。


(仙川のサクラ灌水作業の件が、2010年8月7日付の朝日新聞の記事に掲載されました)


100809仙川サクラ

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